指輪を手作りしてみたい!
今、全国的に空前のハンドメイドブームが巻き起こっており、いろいろなアクセサリーを手作りしてみたいという人が増えているそうです。
中でも指輪を手作りする人はたくさんいて、これは指輪がもっとも身近なアクセサリーのひとつだからでしょう。
もともと手作りの指輪と言えば旅行先などでちょっとした体験をする程度のものしかイメージできませんでしたが、最近ではかなり本格的な指輪を手作りできるアトリエもあって、とても人気があります。
▼ 目次
ブライダルリングの手作り指輪について
特に人気になっているのはペアリングやエンゲージリング・マリッジリングなどのブライダルリングといったカップル向けの指輪で、これを手作りするために専門のアトリエを利用するそうです。
それではペアリングやブライダルリングを手作りする魅力とはどんなところにあるのか、ここからはそのあたりの理由に迫っていきたいと思います。
まずペアリングやブライダルリングはふたりの絆を結ぶ証となるアイテムで、特別な意味を持ちますから、できるだけオリジナリティのある指輪が欲しいというカップルがけっこう多いです。
一般的にこういった指輪はお金をかけることが多いので、ブランドショップやジュエリーショップへ行って既製品を購入することも多いのですが、既製品を購入する場合どうしても気になるのが人と被ってしまうことです。
高級ブランドの指輪はたしかにクオリティも高いですし、高級感がありますのでお互いが身に着けるプレゼントとしても最適ですし、ブライダルリングも数多く扱っていますが、すでに出来上がっているものの中から選ぶので人気デザインの指輪だと間違いなく人と被ってしまいます。
どうしてもそこのブランドの指輪が良い、あるいは人と被ることを特に気にしないというのであればそれでもいいかもしれませんが、せっかく特別な指輪を用意するなら、よりオリジナリティを出したいと思うカップルがほとんどでしょう。
その点手作りの指輪なら素材や石の組み合わせからデザインまで自分たちで決められるので、正真正銘世界にひとつしかないオリジナル指輪が作れますし、誰とも被らないので満足度は高いはずです。
もともと20代30代の若い世代は自分たちの個性を大切にしたいという気持ちが強いですし、おしゃれに敏感な人ほどオリジナリティを求める傾向がありますから、その点もブームになっている理由だと言えます。
ペアリングやブライダルリングはふたりを象徴するアイテムなので、よりそういった気持ちが強く反映されるのではないでしょうか?
手作り指輪のメリット
次に手作りの指輪はクオリティが高いのにコストが抑えられるため、限られた予算でも良い指輪を作ることができます。
と言うのも最近増えているブライダルリングを手作りできる専門のアトリエの中には高級ブランドと同じ仕入れ先から格安で素材や石を仕入れているところもありますし、熟練の技術を持ったジュエリークリエイターが在籍しているのでコストパフォーマンスがとても良いのです。
専門のアトリエを利用して手作りする場合、まずはジュエリークリエイターと打ち合わせを行い、どのような指輪を作るのか話し合いますが、この時点で予算とデザインを決めておいてください。
なぜなら専門のアトリエを利用するメリットは実際に自分たちも作業に参加して指輪を手作りできるところにありますから、この点が決まっていないと作業に進むことができないからです。
指輪を手作りした経験なんてないけど大丈夫かな…と感じている人もいるかもしれませんが、作業は基本的にジュエリークリエイターがリードしてくれますし、仕上がりに影響する重要な工程はすべて担当してくれますから初めての人はもちろん、手先があまり器用でない人でも安心して参加できるでしょう。
出来上がりまでの期間はどんなデザインの指輪にするかによって異なりますが、その日のうちに完成するものもあれば3カ月程度かかる場合もありますので、ブライダルリングを作るならできるだけ余裕を持って予約したほうがいいでしょう。
アトリエの中にはかなり人気の高いところもあって、予約待ち状態になっていることも少なくありませんし、ジューンブライド周辺は予約が殺到するところも多いですから注意してください。
手作り指輪の価格
気になる価格ですが、たとえばブライダルリングの場合エンゲージリングはだいたい20万円〜30万円程度、マリッジリングはだいたい10万円〜15万円程度が相場になっていますが、アトリエで指輪を手作りするとだいたいこの半額程度の価格で同じくらいのクオリティのものが作れます。
金やプラチナなどの本格的な素材を使った指輪が3万円〜5万円程度で作れますので、ブランドにこだわりがなければかなりおすすめですし、ふたりで一緒に作業をして作った指輪は思い入れも大きくなると思います。
これから指輪を手作りしてみたいというカップルはまず専門のアトリエのホームページなどを見て情報収集するといいでしょう。